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「母国に送金」太陽光発電所から29kmの銅線窃盗か カンボジア国籍の男を追送検

社会

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 栃木県や千葉県など6県の太陽光発電所から合計20キロメートル以上、銅線ケーブルを盗んだとして、カンボジア国籍の男が追送検されました。男は「母国に送金するため」などと話しています。

 カンボジア国籍のシナック・ピセット容疑者(35)は去年6月、千葉県の太陽光発電所から銅線を盗んだ疑いなどで、これまでに4回逮捕されました。

 警察はその後の捜査で、男が他にも栃木県や福島県など6つの県で銅線窃盗を23件繰り返していたとして追送検しました。

 盗まれた銅線の長さは合わせて約29キロメートル、被害額は6800万円を超えるということです。

 グーグルマップの航空写真で人気のない太陽光発電所を探し、犯行を繰り返していたとみられています。

 取り調べに対してシナック容疑者は「生活費や母国の家族に送金するためだった」など供述しています。

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