ロシアの首都モスクワにウクライナ軍による大規模なドローン攻撃があり、34機が撃墜されました。一部が住宅街に落下して負傷者が出ています。
ロシア国防省は10日、モスクワ上空でウクライナ軍のドローン34機を撃墜したと発表しました。
ロシアメディアによりますと、一部のドローンが落下したモスクワ郊外のラメンスコエでは、住宅や車が炎上しました。
52歳の女性が負傷し、入院しています。
モスクワのソビャーニン市長は、迎撃されたドローンはモスクワ中心部に向かっていたと自身のSNSに投稿しました。
この影響で、モスクワの玄関口であるシェレメチェボ空港など複数の空港が一時閉鎖されました。
ドローン攻撃は広範囲にわたり、ロシア国防省は10日の午前中に、モスクワの他にもブリャンスクなど、合計で70機のドローンを撃墜したとしています。