千葉県柏市の夫婦殺害事件で、夫婦の死因が刺されたことによる出血性ショックなどだったことが分かりました。刺された傷は一部が肺や心臓にまで達していたということです。
18日夜、柏市の渡来敏明さん(59)と妻の礼子さん(59)が胸などを刃物のようなもので刺されて殺害されました。
20日に行われた司法解剖で、2人の死因が出血性ショックなどだったことが分かりました。
警察によりますと、2人の体には身を守ろうとしてできる「防御創」のほか、それぞれ複数の刺し傷がありました。
敏明さんの背中の刺し傷は肺に、礼子さんの左胸の傷は心臓にまで達していたということです。
警察は2人の傷の状況から、犯人が強い殺意を持って犯行に及んだとみて現場の状況なども詳しく調べています。