災害の観点から新幹線の必要性を考える勉強会が高松市で開かれました。
香川県内の自治体や議員、経済団体などで構成する新幹線導入期成同盟会が企画しました。
「交通計画」に詳しい大阪産業大学工学部の波床正敏教授が、大規模災害が発生した際の鉄道の復旧について講演しました。
(大阪産業大学 工学部/波床正敏 教授)
「(2018年の西日本豪雨では)山陽本線が使えない場合は山陽新幹線に乗ってください、そういう案内が出た。新幹線の振り替え輸送を在来線でするのではなくて、在来線の振り替え輸送を新幹線でする」
波床教授は、新幹線は液状化などを回避するルートが選定されていて「災害に強い」と訴え、その求められる機能について訴えました。