岡山県で感染が判明するのは8日連続、感染の確認は43人となりました。岡山市の20代の男性が新型コロナウイルスに感染していることが21日、分かりました。
（岡山市保健所／松岡宏明 所長） 「いわゆる市中感染というものよりは、行動歴の中でもほとんどが自宅と職場だけだと、職場での感染の可能性が高いのではないかと」
新型コロナウイルスの感染が確認されたのは、岡山市の飲食店でアルバイトをしている20代の男性です。
男性は18日夜、40度の熱や頭痛などがあり、19日に病院でPCR検査を行い、20日「陽性」と判明しました。現在の症状は喉の痛みだけということです。
男性も客もマスクを着用していたということで、感染経路は不明です。濃厚接触者は現時点で友人1人と同居している同僚2人です。
岡山市は、男性が働いていた店の従業員18人全員のPCR検査を行う予定です。岡山市では7月、接待を伴う別の飲食店で感染者の集団、クラスターが発生しています。
（記者） 「きのう感染が確認された医療従事者が勤めていた病院では、きょうから通常通り外来業務を行っています」
また倉敷市の川崎医科大学付属病院は、20代の女性職員の感染をホームページで発表しました。女性職員と接触した入院患者4人と同僚5人はPCR検査の結果、全員「陰性」でした。
病院は20日、院内の消毒作業を行いました。今後の対応については「患者や職員の健康観察を継続し、保健所と連携しながら感染拡大の防止に努めてまいります」とコメントしています。
