倉敷市消防団が、消防団員の確保に向けて初めてPR動画『倉敷サスペンス劇場 ～消防団の秘密を暴け！～』を制作しました。
倉敷市消防局によると、倉敷市消防団の定員は2059人ですが、実際の団員は2024年2月1日時点で1851人だということです。これまでもスポーツイベント会場でのブース出展や、コンサートでのチラシ配布などでPRを続けていますが、団員は直近5年で約100人減少しています。
今回制作したPR動画は約13分間。「休日返上で謎の訓練に強制参加」などといった消防団への悪い印象を持ってしまった子どもに、そのイメージを払拭してもらうために団員が乗り出す、という内容になっています。
消防団員がアイデアを出すなどして、約8カ月かけて制作。動画には、実際の消防団員やその家族らが出演しています。動画は2月16日から倉敷市消防局のYouTube公式チャンネルなどで見ることができます。
動画は今後、消防局や消防署にあるデジタルサイネージでも動画を放映するほか、ポスターやチラシにも動画のQRコードを記載する予定だということです。
