燃料価格の高騰で経営が厳しい運送事業者をサポートし、安全で安定した貨物輸送を維持するため、香川県が支援金を支給します。2025年2月3日から申請を受け付けます。
支援の対象は、2024年12月1日時点で香川県内に本社か営業所があり、事業を継続する意思がある運送事業者です。1台当たりの支給額は、普通貨物自動車が3万円、小型貨物自動車が2万円、軽貨物自動車が1万円です。
2025年2月3日から3月21日まで申請を受け付けます。申請（問い合わせ）先は、香川県原油価格・物価高騰に伴う貨物自動車運送業支援金事務局（香川県トラック総合会館内、2月3日開設）、電話087‐813‐3101（平日9時30分～12時、13時～16時）です。香川県と香川県トラック協会のホームページから申請書類などをダウンロードします。
香川県では約3億8000万円の補正予算を計上しています。
香川県では約1万6000台の貨物自動車が稼働しています。軽油価格はこの1年間で1リットル当たり10円以上上がっていますが、2025年に入って政府の補助金が縮小して運送事業者の経営は厳しさを増しています。燃料価格の上昇分を利用者に転嫁しにくいのが現状です。
