4億円近く高級車を盗んだグループの“指示役”とみられています。
男はうつむき加減で警察に連れられ、歩いてきました。
高見陽介容疑者（30）は仲間と共謀し、埼玉県富士見市の駐車場でトヨタのアルファードを盗んだ疑いが持たれています。
そしてさらに、約80台の高級車を盗んだ窃盗グループの指示役だともみられています。
去年7月、その一味の男女も逮捕されていました。
使っていた手口は「CANインベーダー」。
モバイルバッテリーのような特殊機器で車のシステムに侵入。ロックを解除し、エンジンを始動させたとみられています。
高見容疑者のグループによる被害総額は、おととし2月から去年6月にかけて3億7000万円に上るとみられ、車窃盗の手口はすべてCANインベーダーだとみられています。
高級車の窃盗は各地で相次いでいます。
先月、東京・町田市では高級SUV（スポーツ用多目的車）が盗難に遭いました。
防犯カメラが捉えた映像には単独ではなく、数人の男が現場を行き来する様子が捉えられていました。
