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上海協力機構閉幕 参加国の“狙い”

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 中国やロシアが主導する国際的な枠組みである上海協力機構の首脳会議が、カザフスタンで開かれました。

 プーチン大統領は、上海協力機構を欧米への対抗軸として位置付けたい構えです。

 しかし、参加国からは、プーチン氏の狙いとは裏腹に、ある思惑が見え隠れします。

 クレムリンに近い関係者は「参加国は、国際的に孤立しているロシアをどう利用するかを絶えず考えている」と指摘しました。

 インドをはじめ、各国はロシアからできるだけ安く原油を購入しようとするなど、まさに足元を見ているともいえます。

 一方で、どの国もロシアと付き合いつつも、深入りせず中立な立場を保っています。

 そうすることで、西側からも経済的な利益を得られるという考えです。

 ロシア独立系メディアは、上海協力機構について、欧米への対抗軸になるとは考えづらいと伝えています。

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