アメリカ・フロリダ州に上陸した大型ハリケーン「ミルトン」による被害が、各地で相次いでいます。これまでに少なくとも11人の死亡が確認されました。
ハリケーン「ミルトン」は9日、フロリダ半島に5段階で3番目に強い「カテゴリー3」で上陸し、その後、「1」に勢力が下がりました。
メジャーリーグ、タンパベイ・レイズの本拠地のスタジアム「トロピカーナ・フィールド」では強風によりドームの屋根が吹き飛ばされました。
CNNによりますと、スタジアムのあるセント・ピーターズバーグ市では1000年に一度の豪雨になったとみられています。
また、アメリカ国立気象局によりますと、9日だけで少なくとも27個の竜巻が確認されました。
さらに、大雨と高潮により、多くの地域で洪水が発生しています。
フロリダ州では、10日朝の時点で、およそ330万世帯が停電しているということです。
アメリカメディアによりますと、これまでに少なくとも11人が死亡したということです。
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