岡山市の小学生が芸術作品を見て気づいたことを思い思いに話し合う「対話型鑑賞」を体験しました。
「対話型鑑賞」を体験したのは岡山市の旭東小学校の4年生17人です。
岡山市で3年に1度開かれる国際現代美術展「岡山芸術交流」が2025年に開催されるのを前に、子どもたちに芸術に親しみを持ってもらおうと実行委員会が主催しました。
「対話型鑑賞」では、どんなことを話してもOK。作品への気づきがあふれます。
児童「カーテンもないし、風もたぶん通ってないと思うけど勝手に動いているのが不思議だなって思った」「たしかに!」「ほんとだ!」
講師「自然の風は動いていない、なのに揺れているように見える」
児童「黒の服だけめっちゃノリノリな気がする」
講師「一番ノッてるね」
今回鑑賞した作品は5つで、そのうち4つは過去の「岡山芸術交流」で展示されたものです。
児童「石を割ったら人のひげが生えている(ように見える)」
講師「割ったらっていうことは、元々1つの石だったけど、割って引っ張ったらっていうこと?」
(4年生)
「いろんなアート作品があって、みんなが感想を言ってくれて、面白かった」
岡山芸術交流実行委員会は今後も岡山市の小中学校で「対話型鑑賞」の講座を開くことにしています。