石川県の能登半島を襲った豪雨から21日で1カ月です。輪島市では市民らが犠牲者に黙祷(もくとう)を捧げました。
石川県などによりますと、先月21日に能登半島を襲った豪雨でこれまでに14人が死亡し、1人の行方が分かっていません。
輪島市では21日午前9時半に市民らが黙祷を捧げました。
輪島市と珠洲市、能登町では合わせて32カ所の避難所が開設されていて、391人が避難所生活を続けています。
町野町にある地区唯一のスーパーでは一部商品の販売を始めるなど、本格的な営業再開に向けて動き出しています。
ただ、一部の地域では土砂崩れによる設備の破損などにより断水や停電が続いていて、一刻も早い復旧が求められています。