岡山県北部で開催されている「森の芸術祭」で、岡山県奈義町の屋内ゲートボール場「すぱーく奈義」に作られた「まっさかさまの自然」(レアンドロ・エルリッヒ作)が20日午前11時から一時的に公開中止になりました。
森の芸術祭実行委員会によりますと、19日の強風により、会場の天井に設置した暗幕の一部の固定部分が外れ、会場内に外光が差し込み、作品の性格上、鑑賞に適さなくなったということです。
アルゼンチン出身のレアンドロ・エルリッヒさんが手掛けた「まっさかさまの自然」は、天井に約300本のフェイクツリーを逆さに吊るし、地面に設置した鏡での視覚効果を狙った作品です。
21日の休館日に復旧作業を進めていて、22日から鑑賞は再開される予定です。