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能登地震10カ月 豪雨でも被災 通学路寸断で徒歩5分が1時間以上に

社会

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 能登半島地震から1日で10カ月です。9月には豪雨も襲い、現在も500人以上が避難生活を続けていますが、学校に通う子どもたちにも影響が出ています。

 地震と9月の水害で甚大な被害を受けた石川県珠洲市大谷町の大谷小中学校に通う2人が通学路を大幅に変更せざるを得ない状況が続いています。

 水害前には徒歩5分の通学路が現在は大幅に迂回(うかい)し、自家用車と教育委員会が手配したタクシーを使い、1時間以上かかるということです。

中学1年生 水上しゅりさん 「道も悪くてガタガタするし、朝早く出ないといけないところが不便です」

 石川県によりますと、地震による県内の死者は先月29日現在で408人、また9月に発生した豪雨では15人が死亡しています。

 住宅への被害は9万1110棟に上り、今後の調査によってはさらに増える可能性があります。

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