さいたま市の住宅から奪われたクレジットカードで貴金属を購入したとして、詐欺などの罪に問われた大学生の男が初公判で起訴内容を認めました。
埼玉県春日部市の大学生・近藤俊浄被告(21)は、9月、春日部市内の店舗で他人名義のクレジットカードを使って貴金属2個、およそ3万円相当を購入したなどの罪に問われています。
23日、さいたま地裁で開かれた初公判で近藤被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察側は、冒頭陳述で近藤被告がSNSで「闇バイト」と検索して指示役から指示を受けていたと指摘しました。
また、闇バイトに応募した経緯については、「ギャンブルなどで作った闇金からの借金を返せていなかった」などと主張しました。