10月、千葉県鎌ケ谷市の住宅の窓を割り侵入したとして起訴された元保育士の男が初公判で起訴内容を認めました。
前田祐一郎被告(25)は10月、鎌ケ谷市の住宅に侵入した罪に問われています。
今月17日、千葉地裁松戸支部で開かれた初公判で前田被告は「間違いありません」と起訴内容を認め、「多額の借金があり心に余裕がなかった。指示役から電話で脅され、自分も殺されると思った」などと泣きながら話しました。
検察側は「被告人が安易にSNSを利用して仕事を探していた」などと指摘したうえで、犯行内容が大胆かつ悪質であり、「闇バイト」の社会的影響や一般予防の見地から厳罰を求めるとして前田被告に懲役8カ月を求刑しました。
弁護側は前田被告は自責の念にかられ、自首をしているとして情状酌量を求めました。
判決は26日に言い渡される予定です。