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インフルエンザ猛威 オンライン診療ニーズ高まる 年末年始の対策は

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 インフルエンザの感染が急速に拡大しています。1つの医療機関あたりの患者数は、前の週から2倍以上増加して警報レベルになりました。この年末の対応策を専門家に聞きました。

■インフルエンザ猛威 オンライン診療ニーズ高まる

 感染はどこまで拡大するのでしょうか。厚労省によりますと、季節性インフルエンザの全国の患者数は22日までの1週間で1医療機関あたり42.66人。前の週から2倍以上増加し、警報レベルとなりました。

 この影響で年末にもかかわらず多忙を極めるのが、コロナ禍をきっかけに急速に普及したオンライン診療です。

患者(1)の母 「(Q.夜に寝られないということは?)咳で起きたり、咳込みすぎて吐きそうになったり…」 風間尚子医師 「胸の動きを見たいので、シャツを首元まで上げて…」

 このサービスは、患者がアプリをダウンロードしてオンライン診療を依頼。サービスの運営会社と提携する医師が診察し、薬を処方するというものです。

男性(45) 「悪寒がすごくて、“うつった”のかな…」

 オンライン診療を利用した45歳の男性。きのう、妻がインフルエンザと診断されたそうです。

男性 「(Q.喉の痛みは?)今のところ“ゆるやか”に痛い。これから痛くなりそうな…」

 診断結果は…。

風間尚子医師 「インフルエンザだとは思う。抗インフルエンザ薬の投与をしていきたい」

 男性には治療薬「タミフル」が処方されました。年中無休のこのオンライン診療。

風間尚子医師 「(Q.予約はどれくらい?)空けていれば空けているだけ入ってくる。医療機関が年末年始で閉まっているところが多いし、オンライン診療を積極的におすすめするというよりは選択肢の一つとして考えていただければ」

 運営会社は利用者の急増を受け、年末年始の医師の数を倍増して対応にあたるということです。

 人の動きが活発になる年末年始。私たちは何を意識すればいいのでしょうか。

風間尚子医師 「いつどこで(インフルエンザに)かかってしまうか、万全を期していても思わぬ感染はあると思う。手洗い、うがい、マスクを徹底するしかない。あとは換気も大事ですし、“密”を避けることも」

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