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アゼルバイジャンの旅客機墜落 ロシア「当時ドローン攻撃で当該空域閉鎖」と主張

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 38人が死亡したアゼルバイジャンの旅客機の墜落を巡り、ロシア側は当時、ドローン攻撃を受けていて当該空域は閉鎖されていたと主張しました。

 ロシア航空当局は27日、声明を発表し、旅客機の目的地であったチェチェンではウクライナによる無人航空機があり、当該空域は閉鎖されていたと主張しました。

 他の空港への着陸を提案したものの、機長の判断でカザフスタンへ向かい墜落したとしています。

 指摘されている防空システムによる誤射の可能性については触れませんでした。

 一方、一部のロシアの独立系メディアは、当該空域が閉鎖されたのは旅客機が外部からの攻撃を受けてから1分後だったと指摘しています。

 今回の墜落事故を受け、世界の飛行リスクを評価しているイギリスのオスプレイ・フライト・ソリューションズは「ロシア南西部全体」が航空にとって極度の危険地帯であると宣言しました。

 アゼルバイジャンやイスラエルなど4つの航空会社がロシア便の運行を停止しました。

 また、事故の生存者は飛行中に「爆発が2回あった」と証言しています。

生存者 「離陸から20~30分後に爆発が2回あり、旅客機は予定通りに着陸しなかった。何かが2回爆発した。ある男性は手を負傷し、私たちは大混乱だった」

 ロイター通信の取材に答えた生存者は、「旅客機が当初の目的地であったグロズヌイに近付いた時、2回爆発があった」と証言しました。

 また、別の生存者は「外部からの衝撃により腕を負傷した」と語っています。

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