ロシアの隣国ジョージアでロシア寄りの与党が擁立した大統領が就任しました。反対する市民らによる抗議活動のなか、就任式が行われました。
ジョージアで29日、カベラシビリ大統領の就任式が行われました。
デモ隊は元サッカー選手のカベラシビリ氏の就任に対して「レッドカード」を掲げて抗議しました。
カベラシビリ氏は、親ロシア派とされる与党が擁立しました。
そして今月14日、ジョージアの歴史上初めて、国民による投票を行わず、国会議員らのみによる間接投票で大統領に選出されました。
野党は、10月に行われた議会選挙で不正があったと主張していて、間接選挙による大統領選も不当だと指摘しています。
就任式後、警察はデモ隊の拘束を開始しました。