179人が死亡した韓国の旅客機事故で、ボーイング社の関係者らによる調査が始まりました。
現場となった務安(ムアン)国際空港には、ボーイング社の関係者などを含むアメリカからの調査団が到着し、31日朝から調査が始まっています。
機体の状況と周囲に散らばった部品を調べ、事故原因の究明につながる証拠を集める見通しです。
また、回収されたブラックボックスについても損傷の程度などを調べ分析に入る見通しですが、韓国メディアは、損傷が深刻な場合には数年かかる可能性もあると伝えています。
韓国の国交省は、パイロットと管制官の意思疎通が不十分な状態で着陸に至ったとの見方を示していて、ブラックボックスの解析が原因究明の鍵となります。