今年も残すところあと7時間余りです。新年に向け、各地はにぎわいを見せています。
年の瀬の風物詩、アメ横商店街。31日も正月用の食材を求める人たちでにぎわいました。
買い物客 「新巻きを買いにきました。新巻きザケ」
愛知県の寺では、一足早い除夜の鐘。参拝客の安全に配慮して、昼間に鐘をつく、「おおみそかの鐘」が行われました。
参拝者 「来年も家族みんな健康に過ごせるようにという思いで鐘をつきました」
被災地ではボランティア団体が住民らに餅を振る舞いました。
仮設住宅の住民 「お正月は全部パー。お餅もみんな全部散らばってしまって何も口に入らんかった。ありがたいね。うれしいわ。いただきます」
都内のそば店には多くの人が。新しい年への願いを込めて舌鼓を打ちました。
一方、新年に向けて厳戒態勢の場所も…。
次々と運び込まれる柵。年越しのカウントダウンで、多くの人が集まるのを防ぐため、渋谷駅前では「ハチ公前」が封鎖されました。
午前7時半です。ハチ公像が白い幕で覆われました。
幕には「ハチ公はきょう眠っています」の文字が。ハチ公も大みそかは休みのようです。
31日も続いた帰省ラッシュ。全日空では、国内線の下りの混雑がピークになりました。
熊本県へ帰省する人 「なかなか会えなかったので、お父さん・お母さんの顔をゆっくり見ていきたいと思います」 秋田県へ帰省する人 「(Q.きょうはどこへ?)あきた!じいじ・ばあばだよ!雪だるまつくります!」
そんななか、雪の影響で混乱も…。
沖縄へ帰る人 「まさか帰れないとは思わなかったので、どうしようかなって」
まとまった雪の影響で、日本航空では42便が欠航に。新千歳空港では、便を振り替えるため、乗客が長い列をつくっていました。
一方、季節外れの暖かさとなった場所も…。
こちら銀座ですが、日差しがまぶしいです。
低気圧に向かう南風の影響で東京では、11月下旬並みの暖かさになりました。しかし、来月1日は全国的に気温が下がり、厳しい寒さとなりそうです。