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米雇用統計、予想上回る 日本株影響は

経済

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 先週末、アメリカの12月の雇用統計が発表され、農業分野以外の就業者数は市場予想を大幅に上回り、25万6000人増えました。

 アメリカ経済の堅調さが再確認されたことから、市場ではFRBの利下げペースが鈍くなるという見方が広がり、アメリカ株は大幅に下落。

 11日の日経平均先物は、前の日から480円値を下げて取引を終えました。

 13日の東京株式市場は成人の日で休みです。

 今、市場が注目しているのは、15日に発表されるアメリカの先月の消費者物価指数です。

 市場は前の年の同じ月と比べて2.9%の上昇、物価の変動が大きい食品とエネルギーを除いた指数も3.3%の上昇を予想しています。

三井住友DSアセットマネジメント 市川雅浩氏 「仮に市場予想よりも高い伸びとなれば、10日の雇用統計と同様、利下げ期待後退でアメリカの長期金利上昇と株安が見込まれるため、日本株にもマイナスの影響が懸念されます」

 目安となるのは、過去200日間の株価を平均化して形成される200日移動平均線です。

市川氏 「200日移動平均線が3万8700円近辺に位置しているので、いったんこの辺りまで日経平均が下がってくるという展開も想定しておいたほうがいいかなと思います」

(「グッド!モーニング」2025年1月13日放送分より)

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