5月1日から大阪市で行われた、黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会。先日引退を発表した岡山シーガルズの山口舞選手が、最後の大会に挑みました。
3日、東レアローズと対戦したリーグ戦最終日に、山口は出場しました。この大会での引退を発表している山口を一目見ようと応援団も駆け付けました。
ベンチでは新加入の及川に積極的に声をかけアドバイス。コートに入るとチームをまとめ、悪い流れを断ち切ります。山口が点を決めるとファンも大きな声援を送りました。 その後も、攻撃だけでなく守備でも活躍を見せた山口。試合後は、出口に詰めかけた大勢のファンにサインや写真に応じていました。
（訪れたファンは－） 「感動しました。もうちょっと見たいと思いますけど残念な感じはしますけど、ここまでよく頑張ったと思いますので」 「かっこいいなって思いました。最後ちゃんと見られたのでよかったです」
（高校の同級生は－） 「ちょっと涙が出そうになりました。長い間お疲れ様でしたっていうのと、コートに立ってもらう事でこっちも勇気付けてもらうことがたくさんあったので感謝の気持ちしか今はないです」
決勝トーナメント、シーガルズは準々決勝でＮＥＣレッドロケッツにセットカウント3－1で競り勝ちます。しかし、5日の準決勝で日立リヴァーレにフルセットの末敗れ、これが山口選手の最後の試合となりました。
