新型コロナウイルスの影響で最後の試合がないまま引退します。今シーズン限りで引退することになった女子バレーボール岡山シーガルズのキャプテン、吉田みなみさんとエースの佐々木萌さんが、引退に至るまでの思いとこれからを語りました。
吉田みなみ選手(31)は2007年にシーガルズに加入、さまざまなポジションをこなしマルチな才能を発揮しました。出場機会は少ないながらも今シーズンはキャプテンとして、チームを支えていました。
(岡山シーガルズ/河本昭義 監督) 「出場機会はこの2年は少なかったんですけど、チームの中心として面倒を見てくれた選手なので覚悟はしていたとはいえちょっと寂しい」
2019年12月にリーグ通算230試合出場を果たし、Vリーグ栄誉賞を受賞した吉田選手。吉田選手にとってシーガルズとは。
(岡山シーガルズ/吉田みなみ 選手) 「愛情があるチームでシーガルズを支えてくれている人たちも温かい人たちばっかりで、そういう人たちのおかげでずっと夢に挑戦できたので、これから私はチームに残るので自分が支えてきてもらったことをまた力になれたらなと思っています」
また、シーガルズに8年間所属し今季、チームを準優勝に導いたエースの佐々木萌選手も引退します。
(岡山シーガルズ/佐々木萌 選手) 「少しけがもしながらリーグをやってきて、いろんなところの痛みが出てきて肩に不安が出てきたので、チームには迷惑かけられないと思ったのでそういう部分もあります」
佐々木選手は地元の山口県に戻り、しばらくはゆっくりしたいと話します。
(佐々木萌 選手) 「体のケアとか考えてお風呂入ることが好きになったので、ちょっとしたところを巡って一人旅したいなと思います」