年金支給日の15日、高松市で高齢者の特殊詐欺被害を防ぐためのキャンペーンが行われました。
高松市香川町の香川郵便局で警察官と地元のボランティア団体の約10人が、特殊詐欺への注意を呼び掛けるチラシなどを配りました。
警察によりますと、香川県では2021年に入って11月末までに特殊詐欺の被害が45件確認されていて、被害額は合わせて約8300万円です。
架空請求や還付金詐欺が多いということです。
（高松南警察署 生活安全課／木村光宏 係長）
「家族や友達に相談してもらうのもそうですし、警察に『こんな電話がかかってきたんだけど大丈夫かな』と気軽に相談してください」
香川県警は被害を防ぐための手段として、掛かってきた電話に「内容を録音している」と呼び掛ける装置を無料で貸し出しています。
