サッカー元日本代表でベルギーの1部リーグで活躍する岡崎慎司選手が、岡山市の大学で講演を行い、アスリートを目指す学生らに「海外に挑戦してほしい」と伝えました。
（陸上競技部の学生）
「（練習しても）結果が出ないことをものすごく感じてしまうことが多くあります。結果っていうものを岡崎選手がどう考えているのかを聞きたいです」
（プロサッカー選手／岡崎慎司 選手）
「何がそこで足りないかって思ったときに、たぶん違う価値観の人と話したりとか、自分が持ってないものを取り入れてみるとか、変化を自分の中で加えていくのもそうだし、環境をちょっと変えてみるとか、過程を楽しむことが、結果につながるっていう考えを持ってたら、もうちょっと楽しめるのかなと思います」
この講演会は、サッカー元日本代表の岡崎慎司選手（37）と岡山市の環太平洋大学が学生アスリート育成のための協定を結んだことに伴い行われたものです。
岡崎選手はヨーロッパのリーグで10年以上活躍していて、世界で通用する日本人選手を育てようとドイツにサッカークラブを設立しています。
（プロサッカー選手／岡崎慎司 選手）
「最後にメッセージがあるとしたら、『日本を出て世界に挑戦してほしい』。まずそこを目標にすることでみんなの視野が広がる。その『世界へ』っていうところで何が必要なのかっていうと、自己主張であったり、自分の考えを持つであったり、そういったことにつながると思うし、特に自分の価値を上げていくっていう（こと）。僕自身はそれをサッカープレーヤーとして、サッカー選手として、みんなに後ろ姿を見せ続けられるように頑張るので、ぜひ一緒に頑張りましょう」
