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年金支給日に陸と空から特殊詐欺被害の防止を呼び掛け 2023年の被害額は6億円超 岡山県警

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 15日は年金支給日です。高齢者を狙った特殊詐欺が増えている中、岡山県警が陸と空から被害防止を呼び掛けました。

 岡山市の岡山藤原郵便局では、警察官らが年金を引き落としに来た高齢者らに特殊詐欺被害防止の啓発チラシを配りました。

 また、ヘリコプターを使って上空からも被害防止を広く呼び掛けました。

 岡山県警によると、2023年の県内での特殊詐欺の被害額は約6億780万円で、前年に比べ約3億円増え、2倍近くになりました。2024年1月から2月までの被害額も前年より2600万円ほど増えています。

 警察は「被害のほとんどは犯人からの電話が発端になっている」としています。固定電話は自宅にいる時も留守番電話にするなど、かかってきた電話にすぐに対応しないよう呼び掛けています。

(岡山中央警察署/浅野 充 地域安全官)
「だまされないというよりかは、だまされるかもしれないと。この電話、この表示は本当に大丈夫かな?と1度立ち止まって考えていただいて、うまい話に飛びつかない」

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