生産量を日本一を誇る「高松盆栽」のEUでのブランディングと販路開拓を目的に、香川県は10月1日から9日まで、フランスとスペインで現地の盆栽販売業者や富裕層、愛好家などに向けたPRなどを行います。
盆栽生産者や県職員らがフランスのカンヌ、ニース、パリ、スペインのカタルーニャ州にあるタラゴナに出向きます。
スペインのタラゴナでは10月2日、EU の中でも有力な盆栽輸入販売業者である「ミストラル盆栽」で、盆栽のデモンストレーションや技術者向けの管理技術講習、輸出向けに管理された高級盆栽を紹介します。
フランス3大国立美術館の一つで、建築家・丹下健三氏が設計した「フランスニース国立東洋美術館」では、10月5日~7日に高松盆栽を中心とした盆栽の展示を行います。6日には盆栽デモンストレーションや香川県の観光や工芸品等の紹介・PRを実施します。
その他、7日には、カンヌ市長を表敬訪問して、盆栽文化の普及に向けた協力を要請するほか、バルセロナにある日系盆栽小売店の「セントロ盆栽・生け花」やニースの盆栽ユーザーなどを直接訪問し、高松盆栽を紹介するとともに盆栽についてのニーズなどをヒアリングする予定です。