酒気を帯びた状態で勤務し職員の士気を下げるなどしたとして、多度津町は54歳の男性職員を戒告処分としました。
10日付で戒告の処分を受けたのは、建設課の54歳の男性係長です。
町によりますと、男性係長は、10年ほど前から指導を受けていたにもかかわらず、アルコール依存症の治療継続の意思が認められず、酒が抜けていない状態で勤務し、他の職員の士気を低下させたとされています。
また、当日の朝に電話をして休暇を申請するなど、町側が職員が指定した休暇の日付を変更することができる「時季変更権」を使えない状態で複数回休暇を取得しました。中には2日酔いが理由の時もあったということです。それにより、工事の立ち会いなどができないことがあり、同僚を始め住民や業者にも迷惑をかけたとされています。
他にも、2024年度、無断欠勤が2日ありました。
町は、今後同じようなことがないよう、必ず上司に事前に休暇申請することなどを付帯条件として付けました。
そして、男性係長の管理監督者である、副町長と町長公室長、建設課長についても口頭厳重注意としました。