香川県出身のピアニスト稲沢朋華さんが22日、東京で開かれた「第49回 ピティナ・ピアノコンペティション」で特級（最上位クラス）のグランプリに輝きました。ピティナ・ピアノコンペティション特級は、日本を代表する若きピアニストたちが世界へ羽ばたく登竜門と呼ばれています。
稲沢さんは以前、地元でリサイタルデビューした時に「練習も大変だし自分の意志でピアノに向かうことが難しかったんですけど、坂出高校の音楽科に入学して音楽が好きなみんなと出会って、自分が音楽を続けてこられたのは香川にいたから」と地元にいたから音楽の道を進めたと地元への思いを語っていました。
8月30日には「Salon de Bijou」 (香川県高松市多賀町) でユーフォニアムとのデュオで演奏を披露します。
稲沢朋華さんは三豊市出身。坂出高校音楽科を卒業後、現在は桐朋学園大学音楽学部4年。
