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「今にも倒れてきそう…」大きくゆがんだ空き家の門を里庄町が解体 町初の「略式代執行」

 国の調査によると、全国の空き家の数は右肩上がりで、岡山県でも年々増え続けています。最新の2023年時点では、県内の空き家は15万7000戸で、2018年に比べて約1万5000戸増えました。全住宅のうち、16.5%が空き家となっています。そんな中、岡山県里庄町は倒壊の恐れがあるとして所有者がいない空き家の一部を公費で解体する「略式代執行」に着手しました。

(記者リポート)
「道路に面した、こちらの空き家の門は、大きくゆがんでしまっていて、今にも道路側に倒れてきそうです」

 解体されるのは、岡山県里庄町新庄にある築60年以上の空き家の門です。木造瓦葺きで、高さ約3m、幅3.5mほどの大きさです。

 町によりますと、3年前に、近隣住民から「危険な門があり対応してほしい」と要望がありました。

 所有者がすでに亡くなっていたため、町が法定相続人に指導を試みましたが、全員が相続を放棄したということです。

(里庄町まち整備課/鈴木達也 課長)
「これより略式代執行を執り行います」

 町は、放置すれば倒壊する恐れがあるとして7月にこの門を「特定空き家」に認定し、町では初となる略式代執行での解体に踏み切りました。工事費用は約60万円で、請求する先がないため、町が負担する見込みです。

 町によりますと町内に空き家は120軒あり、うち31軒は危険性が高いということです。

(里庄町まち整備課/鈴木達也 課長)
「こういった状態になる前に所有者の方は早めに対策の方をお願いしたい。町としても空き家の支援補助金であるとか、そういった支援を通じて、一軒でもこういう空き家を少なくしていきたいと考えております」

KSB 報道
執筆:KSB報道
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