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与野党7党首が討論会 15日の衆院選公示を前に…争点は

政治

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 衆議院選挙が15日に公示されるのを前に、与野党7党の党首が日本記者クラブ主催の討論会に臨み、裏金問題や経済政策などをテーマに論戦を展開しました。

 7党の党首を招いて開かれた討論会。公示まで3日。各党、何を一番訴えたいのでしょうか。

自民党 石破総裁(67) 「日本の在り方を根本から変えていかなければいけない」

立憲民主党 野田代表(67) 「政権交代こそが最大の政治改革である」

日本維新の会 馬場代表(59) 「もう一度、輝く日本に再生し直すためには政治が変わらなければなりません」

公明党 石井代表(66) 「山積する内外の課題にしっかりと答えを出せるのは自公の連立政権しかない」

共産党 田村委員長(59) 「日本共産党には政治を変える力がある。大いに訴えていきます」

国民民主党 玉木代表(55) 「国民民主党は減税と社会保険料負担の軽減で若者の手取りを増やします」

れいわ 山本代表(49) 「大胆な経済政策が必要となります。消費税の廃止、社会保険料の減免、そして、悪い物価高が収まるまでの現金給付です」

 党首同士の質疑。野田代表が石破総理に問います。

立憲民主党 野田代表 「アベノミクスの『罪』の部分があるとするならば、どういうことなのか、お話しいただきたいと思います」

自民党 石破総裁 「これはコストカット型の経済にしたところは実に良くなかったと。これから先は付加価値を付けていく。それにふさわしい対価をきちんと得られる。個人消費が上がっていかない限りデフレの脱却なんてありえない」

 アメリカの核兵器を日本で運用する核共有が持論の石破総理には、こんな質問も。

共産党 田村委員長 「日本被団協のノーベル平和賞、本当に感動致しました。私は被爆者の皆さんが切望する核兵器禁止条約、日本政府は批准すべきだと考えますが」

自民党 石破総裁 「核抑止力というものから目を背けてはいけない。そしてまた、核のない世の中をつくっていかなければいけない。これをどうやって両立させるかということです。そのために私どもは力を尽くして参ります」

 いわゆる裏金議員の公認問題が公明党にも飛び火。

日本維新の会 馬場代表 「いわゆる裏金議員のなかで特に自民党から非公認になっている方にも公明党が推薦を出されていますが、その理由と狙いについてお聞かせいただきたいと思います」

公明党 石井代表 「私ども公明党の地元の党員や支持者の皆さんにきちんと説明責任を果たしているかどうか、また、再発防止への意思をきちんと示されているかどうか。あくまでも地元の意向を最大限、尊重してやっていることです」

国民民主党 玉木代表 「石破総理に政治とカネの問題についてうかがいます。自民党の公約を見ましたら、政策活動費については『廃止を念頭に見直す』という言葉があります。その公約を掲げて戦う選挙で政策活動費を使うのは、あまりにも矛盾ではないでしょうかと」

自民党 石破総裁 「政策活動費は現行法制のもとでは合法です。抑制的に使います。違法的な使い方は一切、致しません」

 この後、衆院選で政策活動費を使うことは後ろめたくないかと問われると、石破総理「それはございます。だからこそ抑制的に使う」と話しました。

 社民党と参政党は、こう訴えています。

社民党 福島党首(68) 「軍事(防衛)費が増える一方で、教育、医療、介護、福祉の予算は圧迫されています。『裏金』も問題ですが、『表金』の使い道を変えていきます」

参政党 神谷代表(47) 「減税と積極財政で国の経済を立て直す。そして、国民が安心・安全な食べ物をしっかりと手に入れられるような自給率を上げていきたいと考えています」

 衆議院選挙は15日公示、27日に投開票です。

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