衆議院選挙の結果を受け、立憲民主党の野田代表は野党中心の政権づくりに向けて野党党首と会談しています。
(政治部・村上祐子記者報告) 立憲の野田代表は、総理大臣の指名選挙で自分の名前を書くよう要請し「本気の政治改革をやろう」と呼び掛けました。
立憲民主党 野田代表 「政権を代えていく大きなチャンスでもありますので、首班指名選挙では私、野田とぜひお願いをしますと」
日本維新の会 馬場代表 「野田さんの名前を書くにしても大きな大義、また具体的な改革案、そういうものがなければ我々はくみすることはない」
国民民主党はすでに党首会談を断り、総理大臣指名選挙では、玉木代表の名前を書く方針です。
立憲を中心とした政権の枠組みを作ることは難しい情勢で、野党の対応が分かれれば、石破総理が指名される可能性が高まります。
政権を継続できても少数与党となる自民・公明は、補正予算案や本予算案を成立させることを念頭に、国民民主が主張する手取りを増やす政策などをどう取り入れていくか協議の場を模索していきたい考えです。
自民党と公明党は31日、幹部会合を開き、3党での協議に向けた方針を決めることにしています。