台風21号は31日午後にも台湾に上陸する見通しで、学校や公的機関を台湾全域で休みにするなど、警戒を強めています。
台湾の中央気象署などによりますと、台風21号は南東の海上から接近していて、強さは3段階のうち最強の「強烈」とされています。
31日朝までに、風や雨などの影響で台湾全土で合わせて27人がけがをしたということです。
台風は午後にも上陸する見通しで、頼清徳総統は朝から関係機関を集め、防災態勢などの報告を受けました。
台風の上陸に備え、31日は台湾全域で学校や公的機関などが一斉に休みとなる「台風休み」が宣言されています。