日本銀行は金融政策決定会合で、現状の政策金利を維持すると発表しました。現状維持は2会合連続です。
日銀は物価が想定通り上昇すれば利上げする考えですが、先日の衆議院選挙を受けて政治や経済の先行きに不透明感もあります。
来週、大統領選挙を控えるアメリカ経済も結果次第で大きく混乱する恐れがあり、先行きが見通せません。
そのため今回は利上げを見送り、日米の政治・経済の状況を慎重に見極めるとみられていました。
植田総裁はこれまで、次の利上げの判断について「時間的な余裕がある」としてきました。
午後の会見でどのような見通しを示すのか焦点です。