東京電力ホールディングスで社長や会長を務めた勝俣恒久氏が亡くなりました。84歳でした。
東京電力ホールディングスは31日、元会長の勝俣氏が21日に死去したと発表しました。
葬儀は近親者で行ったということです。
勝俣氏は1963年に東京電力に入社し、2002年に社長に就任しました。
2011年の福島第一原発事故発生時には会長を務めていて、津波による事故の可能性を予見できたにもかかわらず、対策を怠ったとして業務上過失致死傷の罪で強制起訴されました。
1審、2審ともに判決は無罪となりましたが、検察官役の指定弁護士が最高裁に上告していました。