6日も各地で雪化粧の便りが。富士山の史上最も遅い「初冠雪」の発表はあったのでしょうか。
■富士山“雪化粧”も なぜ発表見送り?
午前8時半。山梨県にある甲府地方気象台の屋上では、“何とも言いようのない空気”が流れます。
甲府地方気象台 中村健二気象情報官 「あちらの方向に富士山が見られるが、きょうはまだ雲が取れなくて富士山の冠雪を確認することができない」
雲で隠れているのは富士山です。ただその時、上空ではヘリコプターが白く染まった富士山を捉えていました。
すっかり雪化粧した富士の頂。山小屋も白銀の世界に包まれました。
これまでで最も遅い富士山の初冠雪は10月26日。もし発表されれば、130年間の観測史上で最も遅い記録となります。
ただ初冠雪の発表は、あくまでも甲府地方気象台から“見えた時”などとされていて、発表は7日以降に持ち越しとなりました。
■冷え込む列島 北海道は平地で積雪も
一方、北海道では上空に寒気が流れ込み、平野部にも大粒の雪が。
町内に住む90歳の人 「(Q.きょうから降ってきた?)ええ、今さっきから」
今シーズンも冬の日課が始まります。
6日夜から7日にかけては平地でも積雪が増える恐れがあります。