パリオリンピックのレスリング女子で金メダルを獲得した元木咲良選手が香川県丸亀市の中学生と交流し、エールをおくりました。
丸亀市の東中学校を訪れたのは、パリオリンピックのレスリング女子62kg級で金メダルを獲得した元木咲良選手です。
(パリ五輪 金メダリスト/元木咲良 選手)
「夢に挑戦することで目標が達成できなかったりつらい思いをすることもあると思う。でも私は今までそういった経験をしてきて、今振り返って思うのは、何一つとして無駄なことなんて本当になかったなって」
母親が香川県出身だという元木選手。生徒たちにけがを乗り越えた経験を話しました。
(パリ五輪 金メダリスト/元木咲良 選手)
「けがをしてレスリングができなかった時期があったからこそ、今こうしてレスリングが大好きになれてレスリングができることが幸せって感じられるようになったので、挫折のおかげで今の自分があると思う」
話のあとは、生徒1人1人が、元木選手の金メダルを触り、交流しました。中には金メダルかけてもらった生徒もいました。
(中学3年生は―)
「(金メダルは)とてもずっしりとしていて近くで見たらかっこよかった。自分もこれから入試とかに向けて挫折することもあるかもしれないけど、元木選手の話を聞いて頑張りたいと思った」
「将来の夢は中学校の先生になりたくて。今、勉強とかつらいこともあるけど元木さんの話を聞いて自分も努力を積み重ねていこうと思った」