愛知県・豊橋市議会で取り上げられたのは、3年ほど前に死亡した、市の課長級の男性職員についてです。
豊橋市 寺本泰之市議 「幹部職員が多くの部下に多額の借金を残して亡くなりました。個人間の問題として片づける事案ではありません。第三者委員会で調査をすべきです」
男性は生前、部下や知人など57人から総額5854万円ほど借りていたといいます。
何度も借金を申し込まれたという元部下は、男性が上司だったため断りづらかったと話します。
金を貸した元部下 「100万円以上貸しました。貸したものは返してよと。退職が間近でしたので、『退職金で返す』と本人は言いました。逆に貸した時の自分がバカだったなという思い」
男性の死亡直前の賞与や給料などが返済に充てられましたが、金額はおよそ231万円で返済率は4%未満にとどまっています。
(「グッド!モーニング」2024年12月14日放送分より)