静岡市の難波喬司市長が苦言を呈したのは、市内に複数設置されている男性や女性の裸の銅像です。
難波市長 「今の時代にそぐわないということです」
静岡駅前にある「勝利のヴィーナス」と「洗濯する女」はフランスの巨匠ルノワールの作品で、世界に14体しかない貴重なものです。
難波市長 「裸婦像自体は芸術作品ですので、それ自体を否定するわけではありませんけども、作品の鑑賞環境にふさわしい場所に置くのがいいのではないかと思います」
多くの人の目に触れる場所ではなく、美術館や庭園などに設置することが望ましいと話します。
今後について市の担当者はこのように説明します。
静岡市の担当者 「作品の思いや設置の経緯などを踏まえて、有識者などの意見を聞きながら、適切な方法を検討したいと考えています」
(「グッド!モーニング」2024年12月22日放送分より)