千葉県柏市で夫婦が殺害された事件で、放火の疑いで逮捕状が出ている男が数年にわたって、殺害された男性と金のやり取りをしていたことが分かりました。
柏市の住宅で18日、渡来敏明さん(59)と妻の礼子さん(59)が胸などを刺されて殺害されました。
同じ時間帯には付近で火事が起きていて、放火の疑いで酒巻馨容疑者(77)に逮捕状が出ています。
その後の捜査関係者への取材で、酒巻容疑者と渡来さんは数年にわたって金のやり取りをしていたことが分かりました。
酒巻容疑者は事件前、数十万円を渡来さんに預けていて、「金を返してくれない」という趣旨の相談を周辺にしていました。
このトラブルについて、酒巻容疑者の周辺から警察に相談があったということです。