軍事政権下で混乱が続くミャンマーで、2021年の軍のクーデター以降初となる総選挙が始まりました。
国軍主導の今回の選挙は民主派政党が実質的に排除され、親軍派の勝利が確実視される「見せかけの選挙」だと言われています。
市民 「国民の99%が(今の状況が)正しいか間違っているか分かっています。しかし多くの人が恐怖のため沈黙しています」 「(選挙は)何も起こらないので希望はありません。私たちはこの選挙が茶番であることを知っています。批判する者を抑え込んでいるので、この選挙の結果は明らかです」
電子投票装置が導入され、投票先が把握される不安も広がっています。
選挙結果は来月中にも出る見込みです。