高松北高校(高松市)フェンシング部顧問の男性教諭(39)が部員に平手打ちをしたとして、香川県教育委員会から口頭厳重注意を受けたことが分かりました。
香川県教委によりますと、2025年7月14日、フェンシング部顧問の男性教諭がミーティング中、不適切な行動をとったことに対する指導として、男子生徒の顔を複数回平手打ちしました。
男性教諭から報告を受けて、校長が男子生徒に聞き取りを行い、体罰を確認して香川県教育委員会に報告しました。
香川県教育委員会が改めて校長らに聞き取りを行い、対応を検討しました。そして「体罰はあったものの、軽傷を負わせた事実は確認できない」として、男性教諭に口頭厳重注意を行いました。
けがについて、男子生徒、保護者とも「大丈夫です、大したことないです」と回答したということです。
男性教諭は、生徒と保護者に謝罪し、9月末まで部活動に関わらないよう校長から指示を受けました。高校が10月末に保護者説明会を開き、男性教諭は11月1日から部活動に復帰しています。