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17年前の5歳女児行方不明 警視庁の警察犬を投入し再捜索 香川・坂出市

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 家族の要望を受けた再捜索です。17年前、香川県坂出市の山中で当時5歳の大西有紀ちゃんが行方不明になりました。香川県警は、捜索などに特化した警視庁の警察犬を投入し、改めて現場の捜索を行いました。

(記者)
「警視庁の警察犬が降りてきました。今から捜索現場に向かいます」

 捜索は、家族の要望を受けて行ったものです。香川県警と警視庁の約20人、そして両親らが、警視庁の警察犬2頭とともに坂出市の五色台の山中に入りました。

 2005年4月29日、当時5歳だった大西有紀ちゃんは、家族でタケノコ掘りのイベントに参加中、行方が分からなくなりました。

 警察はこれまでに延べ3300人以上を動員。行方が分からなくなった竹やぶや近くの池の捜索に加え、タケノコ堀りの参加者らに不審者情報の聞き取りなどを行ってきました。

 警察による大がかりな捜索は有紀ちゃんが行方不明になった翌年の2006年以来です。20日は午後2時半ごろまで竹やぶの北側の斜面を中心に捜索しましたが、発見につながる手がかりは得られませんでした。

 香川県警は、有紀ちゃんが成長した顔を推定して描いた似顔絵を載せたチラシを配るなど、情報提供を求めていますが、2015年以降、情報はほとんど寄せられていません。

 有紀ちゃんの両親は20日午後、「皆さまには、有紀のことについて何かお気づきのことがあれば何でも結構ですので情報提供お願いします」というコメントを発表しました。

 情報提供:0877-46-0110(坂出警察署)

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