踏切で事故が起きたときに迅速に対応できるよう、JRと警察・消防が動きを確認しました。
訓練は踏切内に進入した人が列車と衝突し死亡した想定です。
事故直後、列車の車掌は乗客にアナウンスした後、列車を降りて現場の状況をJRの指令所に伝えました。
(車掌)
「備前田井駅を発車し、温泉踏切を超えたところ、80mで停車中です」
その後は駆け付けた最寄り駅の駅員が車掌から情報を引き継いだり、救急隊員らが列車内でけがをした人の手当てをしたりするなど必要な動きを確認しました。
(JR西日本 児島管理駅長/高橋佳和さん)
「いかに冷静に、いかに速く(対応)できるか、社員のスキルをあげていきたい」
JR西日本によりますと、岡山県では2024年1月から10月末までに踏切で列車と人が接触する事故が4件あったということです。