次世代の乗り物として期待される「空飛ぶクルマ」の事業化に向け、ヘリコプターで同じルートを飛ぶ移動体験モニターが行われています。
「空飛ぶクルマ」は島しょ部への人や物資の輸送などで活躍が期待されていて、岡山・香川でもすでに試験飛行が行われています。
四国航空が行う移動体験モニターは、サンポート高松と小豆島などを結ぶ11のルートを空飛ぶクルマとほぼ同じ速さのヘリに乗って移動します。
22日から3日間と12月6日からの3日間行われ、料金は1人当たり1万5000円から5万円です。
高松空港から小豆島への飛行時間は約15分です。バスやフェリーでの移動よりも1時間半以上、短くなります。
(四国航空 営業開発部/大垣雅照 副長)
「空飛ぶクルマはヘリに比べて音が静かで、狭いところに降りられたりメリットがあるので将来必ず普及していくと考えている」
四国航空などは、この移動体験を通して空飛ぶクルマの実現に向けた課題抽出や検証などを行うとしています。