生活雑貨や衣料などを扱う「無印良品」が、岡山市の表町商店街に2つの店をオープンしました。
31日午前11時、表町商店街の2カ所で無印良品がオープンし、多くの買い物客が訪れました。
中之町の店舗では、レトルト食品にお菓子や文房具、スキンケア用品といった約1000種類の商品を販売しています。
親子連れや仕事帰りの人など、時間帯によって変わる客層を意識した品揃えです。
店頭では、商品の購入などで「たわし」がもらえるキャンペーンを実施。なぜ、「たわし」かというと、オープンに先駆け商店街に設けた期間限定ショップで人気を集めていたからだそうです。
（無印良品 岡山表町商店街店／海老原孝人 店長）
「小さいお店にはなるんですけど、小ささを生かして商品や接客のコミュニケーションは密にとれると思っていますので、お客様の声から拾ったものを商品の品揃えとして今回展開しております」
中之町の店舗から南へ200mほど離れた場所にある下之町の店舗では、婦人用の衣料を揃えています。
こちらは、回収した服を染め直したリーズナブルな商品で、岡山県内の店舗で取り扱っているのはここだけです。
今回の出店は、商品を2カ所に分散して置くことで、買い物客の回遊性を高める狙いがあります。
「無印良品」を展開する「良品計画」によりますと、商店街の活性化を目指してオープンするのは、全国で2例目だということです。
（買い物客は―）
「いつも表町商店街は天満屋ぐらいしか利用していなかったので、こういうふうにあると歩いてみようかなと思う」
