3日、すっきり晴れた岡山市内の青空に美しい現象「環水平アーク」が現れました。
3日午前11時ごろ、岡山市内で撮影されたものです。木々の少し上の部分、青空を背景に、ほぼまっすぐに虹色の帯がかかっています。
「環水平アーク」と呼ばれる現象で、3日は近畿から中国地方の各地で目撃されました。
通常の虹は大気中の「水」の粒に太陽の光が屈折・反射することで見ることができます。
一方「環水平アーク」は上空の薄い雲を構成する「氷」の粒に光が屈折・反射して見られるものです。
ウェザーニューズによると、ここまでくっきりと帯が見えるのは年に数回程度しかなく、珍しいということです。