岡山県の7月の有効求人倍率は1.54倍で前月を0.03ポイント下回ったことが岡山労働局のまとめでわかりました。有効求人倍率が前月を下回るのは2023年4月以来3カ月ぶりです。
非正規を含む7月の新規求人数は1万5507人(前年同月比 -4.6%)と2カ月連続で前年同月を下回りました。産業別では建設業(前年同月比 +4.0%)や卸売業・小売業(前年同月比 +11.7%)などで増えた一方、製造業(前年同月比 -8.1%)や宿泊業・飲食サービス業(前年同月比 -22.0%)などで減少しました。
7月の新規求職者は5842人(前年同月比 +0.4%)と2カ月ぶりに前年同月を上回りました。
岡山労働局は県内の雇用情勢について「持ち直しているが、物価上昇などが雇用に与える影響に留意する必要がある」と判断しています。