国内外から年間に約3万隻の船舶が入港する岡山県倉敷市の水島港で国際テロに対応するための合同訓練が行われました。
訓練は毎年行っているもので、11月1日は海上保安部や税関、警察など8つの機関から約50人が参加しました。
水島港に着岸している海外の貨物船にテロリストが潜伏していたという想定です。
訓練では逃げ回る船を巡視艇が追跡して停止させ、抵抗するテロリストを制圧しました。
また、船内から見つかった爆発物を機動隊がロボットアームなどを使って処理する訓練も行われました。
(水島海上保安部/三浦俊憲 次長)
「テロっていうのはいつ発生するか分かりません。いざというときに、たとえ夜中であっても、きちんと連携をとって対処できるとそういったところで(訓練の成果を)発揮できればと思っております」